【INTERVIEW】月限定100本しか販売されない『MotoCola』。大量生産できない理由を本人に聞いてみた!

限定月100本の『MotoCola』とは?

クラフトコーラ界隈で密かに話題になっている商品がある。


それが月に100本限定で販売されている『MotoCola(モトコーラ)』だ。試飲させていただいたので、レポートしていく。

https://motocola.stores.jp/


クラフトコーラでは珍しい、紅色のシロップが特徴のコーラだ。1つ1つシーリングワックスされているので、同じパッケージになることはないそう。

炭酸で割ってみる。紅色が際立ってとても綺麗!


飲んでみると、かなりフルーティ!先日発売されたアサヒ飲料の三ツ矢クラフトコーラなどもそうだが、クラフトコーラ=スパイシーというイメージが強いが『MotoCola』は果物感がとても強い。子供も好きそうな味だ。


牛乳でも割ってみた。

クラフトコーラシロップは牛乳で割ると「チャイみたい」と言われることが多いが、『MotoCola』は牛乳で割るとフルーツ牛乳のような味になる。お風呂上がりに飲むと気持ち良い!!


こんなに美味しいコーラなのだから、月100本とは言わずにもっともっとたくさんの人に飲んでもらいたい...。この気持ちを伝えるために、『MotoCola』を作っている五明 基(ごみょう もとい)さんに直接お話を聞いてみた。


「伊良コーラ」の前で写真を撮る五明さん


奥様の苦手を克服するために作ったクラフトコーラ


ー五明さん、よろしくお願いいたします。まず、クラフトコーラを作ろうと思ったきっかけを教えていただけますでしょうか?

最初はシナモンが苦手な奥さんのために作ったんです。僕は家で料理を担当していて、工夫をしながら奥さんの苦手な食べ物の克服を手伝ってきました。他の食べ物は好きになってもらえたのですが、どうしてもシナモンを克服してもらうための料理が浮かばなくて。そんな時にクラフトコーラの中にシナモンが入っていることを知りました。


ー奥様のために作ったのですね!実際に飲んでもらってどのような反応だったのですか?

びっくりしていました。「本当にシナモンが入っているの?」って。


ーおぉ!よかったですね!『MotoCola』スパイスが控えめでフルーティな味わいだと感じたのですが、もしかしてこれも?

はい、スパイスが苦手な奥さんでも楽しめるように作っているのでスパイスは控えめになっています。他にも実は、パッケージにも秘密があって。ロゴシールにデザインされているバラの絵は、奥さんが中学生の時に描いたものなんです。

ーパッケージまで!奥様への愛がたくさん込められたコーラなのですね!素敵です。


「お金はないが愛はある!」4人のお子さんとクラフトコーラの秘密

ー現在(2022年1月10日時点)、本業がありながら副業で『MotoCola』を作っていると伺いました。コーラ作りを本業にはしないのですか?

したいのですが...。まだ迷っています。実は現在子供が4人いて、お金に余裕がなくて。今はコンビニで働きながら副業で『MotoCola』を作っています。


ー4人も!すごいですね。そうなると、確かに独立するのは不安ですね。

そうなんです。一番上の子は中学生です。いつかはクラフトコーラだけで...と思っていますが、まだ踏み出せていない状態です。本業も忙しいので生産が月100本までになっています。


ー生産が大変だから100本限定だったのですね!

そうなんです。今僕は兵庫県宝塚市に住んでいるのですが、クラフトコーラは三重県の製造会社さんに依頼しています。製造のために毎回三重県に行くのも大変ですし、今は100本が限界です。


ー確かに苦労しそうですね...お子さんも『MotoCola』、飲んでいるのですか?

はい、美味しいと飲んでくれます。2才になる一番下の子も飲んでくれます。家では「今日は普通のコーラ飲む!」「今日はきーくん(五明さんのこと。「基さん」というお名前から「きーくん」と家では呼ばれているそう)のコーラ飲む!」と、子供たちは気分によってコーラを飲み分けてくれています。


ーコーラの飲み分け!良い経験になりそうですね。

そうなんです。『MotoCola』は奥さんに向けて作ったコーラなのですが、子供たちも一緒に飲めたら、という気持ちも込めています。食育のようなものですね。


ーお子様と一緒に飲むコーラ!どのようなこだわりがあるのですか?

『MotoCola』はハイビスカスなどを使用して真紅にしているのですが、これは赤ワインが飲めない子供たちに、気分だけでも楽しんでもらおうという思いで真紅にしました。大人が赤ワインを飲んでいる横で、子供も一緒に紅色の飲み物を楽しめたらいいのに、と思いこの色にしています。


ーそんな裏話が!奥様、お子さんなど家族のことを思って作られたクラフトコーラだったのですね。

はい。「お金はないけど愛はある!」と奥さんとよく笑っています。『MotoCola』というコーラの名前は、自分の名前(もといさん)と「笑顔のもとになるコーラになりますように」という願いを込めています。僕のクラフトコーラで家族が喜んでくれたら嬉しいです。


『MotoCola』、これからどうなる?

ー素敵なご家族とのお話をありがとうございます。『MotoCola』は今後どのような展開をしていきたいのですか?

やはり、いつかは『MotoCola』だけで家計を支えるようになれたら嬉しいです。あと、新しい商品も現在開発中です。


ーおぉ!ちなみにどのような商品だか教えていただくことは可能でしょうか?

私だけでなく色んな人を巻き込んだクラフトコーラになる予定です。現在の『Moto

Cola』は真紅ですが、新しい商品は色が変わるかもしれません!


ー真紅ではない『MotoCola』ができるのかもしれないのですね!これは楽しみです。


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https://motocola.stores.jp/?all_items=true



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