今回ご紹介するのは、ビールを使用したカクテル『パナシェ』です。
このカクテルを、最近話題のモクテル=ノンアルコールカクテルへとアレンジしていきますが、この『パナシェ』結構色々な『姿』がある様です...?
パナシェとは??
パナシェとは、フランス語で『混ぜ合わせた』という意味のある言葉ですが、このパナシェ、レシピが様々あります。
一般的なレシピとされているのは、
◼︎ビール+レモネードもしくはレモンスカッシュ
とされています。
もうすでに『もしくは』と表記してしまっていますが...。
まあとにかく、基本的にビールそのものは、炭酸を含んでいますので、ビール+レモン+甘さととらえて良いのではないでしょうか?
そして『透明な』ものをビールと混ぜ合わせるという指定がある場合もあります。
この指定の理由は定かではありませんが、出来上がりの色合いに関しても、しっかりとこだわりがあるあたり、何となくフランス生まれな気がしませんか?笑
イギリスではこれをシャンディと呼ぶ?ドイツでは??
ビールを使用したカクテルとして1.2を争うほど有名な『シャンディガフ』というものがありますが、日本ではビール+ジンジャーエールが=シャンディガフとなっています。
ですが実はイギリスでは、パナシェがシャンディガフとされています。
そしてフランスからすると、シャンディガフはパナシェの一種とされています。
更にはドイツの南部では、パナシェ=ラドラー、北部ではパナシェ=アルスター・ヴァッサーと呼びます。
ぐちゃぐちゃしてきましたね...。
まあとにかく、呼び名が色々あり、レシピも色々あると言う事ですね!(投げやり)
...
日本国内での呼び方やレシピをおさらいしますと、
◼︎パナシェ=ビール+レモン+甘味
◼︎シャンディガフ=ビール+ジンジャーエール
というものだとこちらでは定義しておきます。
色々あるけどパナシェをノンアルコールへアレンジ!
そんなこんながあるパナシェですが、完全にノンアルコールで作成していきます。
まずはレシピです。
◼︎レシピ
・ビアデザミー・・100ml
・1883レモン・・10ml
◼︎作り方・グラスにレモンシロップ、少量のビール(20ml程度)を注ぎ、しっかりと混ぜ合わせる・やっぱりグラスに残りのビールを注ぐと完成
レモンのシロップを使用しているので、たった2つの材料で完成するレシピとしました。
こちらのレモンシロップは、サトウキビを使用することによって甘さのキレが良いため、少し甘めが好みの方はお好みで、20ml程度までは増やして入れてみても良いと思います。
本格的な味わいのするノンアルコールビール、ビアデザミーに関してはこちらをご覧下さい↓
以上となります。
名前やレシピが色々ありなんだかよくわからない所もありますが、非常に簡単なレシピですし、つまりはビールにレモンの酸味と甘みを加えるだけ簡単に出来ますので、是非真似してみて下さい。
◼︎ライターについて
・kazuki@モクテルクリエイター
JMA代表 ウイスキーコニサー ウイスキー検定1級 テキーラマエストロ
"昼にお酒を飲んだって、夜にノンアルコールだっていいじゃない"
お酒を否定するつもりはなく、当人もウイスキーが大好きで、特にタリスカーが好きです。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。
モクテルのスペシャリストを育成する資格講座、"モクテリスト"の運営もしています。
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