はじめに
今回ご紹介するノンアル飲料は、”ヴィンテンス・オリジン・テッラオーストラリア”というノンアルコールの白ワインです。
ノンアルコールの白ワインの全貌とは......?
金賞受賞&ホンモノへのこだわり
2020年にベルギーのワインコンクールConcours Mondial de Bruxellesにおいて、初めて設けられたノンアルコールカテゴリーでこちらのワインがゴールドメダルを受賞しています。
ドイツ生まれのぶどう品種(リースリング&ゲヴェルツトラミネール)を、オーストラリアで栽培した物を使用し、ぶどうの栽培から瓶詰めまでの工程をワイン造りのスペシャリストが監修した、非常に本格的なノンアルコールワインとなっています。
リースリングとゲヴェルツトラミネール
ここでは簡単ではありますが、ぶどうの品種について解説していきます。
このワインにはリースリングとゲヴェルツトラミネールという、2種類のぶどうが使用されています。
まずはリースリングの特徴ですが、ドイツを代表的なする白ワイン用のぶどう品種で、しっかりと感じる酸味と白い花や洋梨をイメージさせる香りがすると言われています。
続いてゲヴェルツトラミネールの特徴ですが、元々はイタリアのトラミナーという品種が起源とされ、他のぶどうより黄色味が強めのワインに仕上がり、香りはライチやトロピカルなフルーツを連想させ、元々強く感じない酸味をより優しく感じさせます。
気になる味わいや香り...レビュー
さて、どうやら非常に本格的な味わいが期待できそうな"ヴィンテンス・オリジン・テッラオーストラリア"ですが、実際の所はどうなのか?味わっていきたいと思います。
まずは原材料等についてですが、下記の通りとなっています。
◼︎原材料
ワイン、濃縮還元グレープジュース、香料 / 酸化防止剤(亜硫酸塩、アスコルビン酸)、保存料(ソルビン酸K)
次に色合いから。色合いは、非常に明るい黄色でイエローゴールドに近い色合いとなっています。
味わいは、酸味をしっかりと感じ、グレープフルーツのような苦味もあります。爽やかなキレのある味わいで、若干のスパイス感や蜂蜜っぽさもあります。
チャートで表すとこのような感じです。
◼︎甘味 1
◼︎酸味 4
◼︎苦味 2
◼︎コスパ 4
◼︎使い勝手 4
キレの良さもあり、嫌な甘さは感じられないため1。
酸味もしっかり感じられ、更にキレが良いため4。
嫌な感じのする苦味はなく、グレープフルーツのような優しい苦味があるため2。
税込1本1922円。決して安いとは言えませんが、本格的なクオリティがあり、満足度は非常に高いのでコストは4。
白ワインを使用したカクテルを、ノンアルコールカクテル(モクテル)にするために重宝しそう。
若干黄色が濃いのが難しく作用する場合もあるが、嫌な甘さがなくキレが良いため、使い勝手は4。
総じて満足度が高い、ノンアルコールの白ワインだと思います!
ちょい足しでより楽しく!ジンジャーエールを足す!
ここからはちょい足しで更に楽しめるように、簡単なレシピを紹介していきます。
まずはレシピと作り方です。
◼︎レシピ
▫︎ヴィンテンス・オリジン・テッラオーストラリア・・100ml
▫︎ウィルキンソンタンサン・・・100ml
▫︎1883ジンジャーシロップ・・・15ml
◼︎作り方
▫︎氷を入れたグラスに炭酸水以外を注ぎ、しっかりと混ぜ合わせる。
▫︎ジンジャーシロップを注ぎ、軽く混ぜ合わせたら完成。
いわゆるオペレーターというカクテルをモクテルへとアレンジしてみました。
単純に白ワインをジンジャーエールで割ってもいいのですが、市販のジンジャーエールはどうしても甘味が強いものが多いです。
そのため、キレ味抜群な1883のジンジャーシロップと、これまたキレ味抜群な炭酸水、ウィルキンソンを使用して、キレッキレの味わいに仕上げました。
以上となります。
まずは美味しいノンアルコールの白ワインを楽しみ、その後でレシピを参考にモクテルを作って楽しんで頂ければと思います。
ライター
■kazuki@モクテルクリエイター
JMA代表 ウイスキーコニサー ウイスキー検定1級 テキーラマエストロ
"飲まない日だって充実を"
お酒を否定するつもりはなく、当人もウイスキーが大好きで、特にタリスカーが好きです。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。
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