市長の名前?ワインの売れ行き不振により誕生したキール
カシスと白ワインで作られるカクテル、キール。
その功績から、いつしか開発した市長、キールの名前がつけられ、世界的にも有名なカクテルとなりました。
キールロワイヤルをモクテルへ
そんな歴史のあるキールロワイヤルを、ノンアルコールカクテル=モクテルへとアレンジしていきます。
まずはレシピからです。
◼︎レシピ
・1883カシス・・10ml
・デュク・ドゥ・モンターニュ・・100ml
◼︎作り方
冷やしたフルートグラスに材料を注ぎ、軽く混ぜ合わせると完成
注いで混ぜるだけで簡単にできますが、非常にクオリティの高い味わいとなりました。
カシスの独特の凝りと酸味を感じられながら、スパークリングワインの爽やかなシュワシュワ感ですっきりと楽しめます。
今回使用した1883のカシスシロップは、ただ甘いだけではなく、しっかりとカシスの酸味や香りを感じられるので非常におすすめです。
スパークリングワインは、ベルギー生まれのデュク・ドゥ・モンターニュを使用しています。
今回使用したタイプは、普段からお酒を楽しまれる方には、甘さを強く感じ、普段からお酒を飲まない方には、程よい甘さを感じられるタイプとなっているかと思います。
ブリュットタイプはこちらに記事がありますので参考にしてみてください。
単純な組み合わせこそ、それぞれの材料のクオリティや分量で、味わいに大きな差が出ることを感じられるモクテルとなっています。
他のカシスのシロップやスパークリングワインで試してみるのも楽しいかもしれません。
以上となります。
自身の街の産物を利用するために、自らが行動した結果、世界中で愛されるカクテルが生まれたわけですね。
◼︎ライターについて
・kazuki@モクテルクリエイター
JMA代表 ウイスキーコニサー ウイスキー検定1級 テキーラマエストロ
"昼にお酒を飲んだって、夜にノンアルコールだっていいじゃない"
お酒を否定するつもりはなく、当人もウイスキーが大好きで、特にタリスカーが好きです。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。
モクテルのスペシャリストを育成する資格講座、"モクテリスト"の運営もしています。
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