はじめに
今回ご紹介するのは、”ビール+ジン”からなる”ドッグスノーズ”というカクテルをモクテルへとアレンジしていきます。
ドッグスノーズ=犬の鼻。なぜビールにジンを入れたら犬の鼻になったのでしょうか?
ビールにジンを入れたら、クンクンし出した?
カクテルには沢山の誕生秘話(嘘のような本当のようなこじつけのような)がありますが、今回のドッグスノーズにも、もちろんそのようなお話はあります。
「あるところに、自分の飼い犬にビールを飲ませようとした飼い主がいました。
しかし、犬はビールが注がれたグラスに近寄ろうともしません。
そこで飼い主はビールにジンを足してみました。
すると、犬はグラスに鼻をつけて離さなくなりました。」
……。
果たして本当かどうかは非常に怪しいですが、一応こんな感じで誕生したと言われています。そもそもなぜ犬にビールを飲ませようとしたのか?一緒に飲んで欲しかったのか?それほど寂しかったのか?何か嫌なことでもあったのか?
......。
そんな何ともいえない感じで誕生した”ドッグスノーズ”ですが、レシピは非常に単純なものとなっています。
ドッグノーズのレシピ
ドッグスノーズは、”ジンとビール”のみで作る単純なレシピとなっています。ジン入りのビールということになります。お好みにもよりますが、大体ジンが1に対してビール10、ジン30mlに対してビール300ml程度が目安のレシピになるかと思います。
なかなか度数が高く、お酒が苦手な方は飲む機会がないカクテルかもしれませんが、2022年現在でも、高品質のノンアルコールジンもビールも販売されていますので、お酒が苦手な方にも楽しんでもらえるようにアレンジしていきます。
モクテルverのドッグスノーズ
まずはレシピから紹介していきます。
▪︎レシピ
・タンカレーアルコールフリージン・・20ml
・ビアデザミー・・250ml
▪︎作り方
・グラスに順番に材料を注ぐと完成
レシピと作り方は単純なものとなっていますが、それぞれのクオリティが高いため、ノンアルコールとは思えないような味わいに仕上がっています。
それぞれの材料の入手方法
簡単に作れて”飲んでいる感じ”が味わえるモクテルに仕上げましたが、大事な材料はどこで手に入るのでしょうか?
今回は、言わずと知れたドライジンのブランド”タンカレー”が販売しているノンアルコールのジンを使用しましたが、2022年8月現在は”日本国内未輸入”となっています。
こちらのリンクから簡単に日本にいながら購入することは可能ですが、いかんせんなかなかいい値段になってしまいます。
本体の価格は16ドル程度で、日本円にすると約2300円程度ですが、送料がこれ以上かかってしまいます。私は他の商品と合わせて計3本購入して、送料が約6000円程度かかりました。。。
日本国内でもノンアルコールのジンは作られていますので、そちらを使用するのもいいかと思います。こちらのジンは、2種類のバラやラベンダーが使用されていますので、こちらを使用するとより”ハーバル”な感じになるかと思います。
昨今は様々な種類のノンアルコールビールが販売されいますが、今回使用するのは”ビアデザミー”という商品となります。
詳しくはこちらに記載しています。↓
ベルギー大使館が推奨する、120年以上もの歴史があるネオブュル社で作られた本格的なノンアルコールビールになっています。
以上となります。様々なノンアルコールビールがいろいろなところで販売されていますので、色々なノンアルコールビールを使用して作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
◼︎ライターについて
・kazuki@モクテルクリエイター JMA代表 ウイスキーコニサー ウイスキー検定1級 テキーラマエストロ
"飲まない日だって充実を"
お酒を否定するつもりはなく、当人もウイスキーが大好きで、特にタリスカーが好きです。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。
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