はじめに
今回ご紹介するのは"デュク・ドゥ・モンターニュ・ブリュット"という商品です。
こちらはノンアルコールのスパークリングワインとなっています。
最初に書くことではないかもしれませんが、
正直"ここまで来たか...!"という印象が強いです。
さて、期待を煽るように始めていますが、きっとその期待もしっかりと超えてくることでしょう。
では始めていきます!
Duc de Montagne BRUTの概要
デュク・ドゥ・モンターニュというスパークリングワインは、実は2010年から発売されています。
実はもう10年以上も前から発売されているんですね...!
その2010年から販売されているタイプは、BRUTタイプ、所謂辛口のタイプではなかったため、「よりドライな口当たりのものが欲しい!」「幅広い食事に合わせられるように」という要望から、そのスパークリングワインを更にシャープに辛口に仕上げたのが、今回ご紹介しているBRUTタイプになります。
BRUTとは?
シャンパンやスパークリングワインでよく聞く表現"BRUT"とはそもそもなんでしょうか?
シャンパンやスパークリングワインには、極甘口から超辛口までを表現する7つの言葉があり、その1つがBRUTということになっています。以下の通りです↓
・Brut Nature(ブリュット・ナチュール) 残糖度3g/L未満・・・超辛口
・Extra Brut (エクストラ・ブリュット) 残糖度0~6g/L・・・極辛口
・Brut (ブリュット) 残糖度6~12g/L・・・辛口
・Extra sec (エクストラ・セック) 残糖度12~17g/L・・・やや辛口
・Sec (セック) 残糖度17~32g/ L・・・やや甘口
・Demi sec (ドゥミ・セック) 残糖度32~50g/ L・・・甘口
・Doux (ドゥ) 残糖度50g/ L~・・・極甘口
このように区分分けをしています。
味わいや香り
それでは味わいや香りについてレビューをしていこうと思います。
まずは色ですが、シャンパンやスパークリングワインと言えばペールゴールドなイメージがありますが、こちらはペールゴールドよりはペールイエローなイメージがあります。
若干の差ではありますが、より黄色が強い印象です。
香りは、優しい果実香。青リンゴのような優しい香りがします。
味わいは、まずは細かな炭酸が心地よく、キレが抜群にあります。
甘さはほぼ感じず、爽やかな良い酸味が感じられ、炭酸の細かさも相まって、とにかく爽やかで華やかな印象を受けます。
アルコールの独特の風味は感じられませんが、ノンアルコールだと言われなければ、何も疑問を感じずに美味しいスパークリングワインだと感じると思います。
チャートで表すとこんな感じです↓
◼︎甘さ 1
◼︎酸味 4
◼︎苦味 2
◼︎コスパ 4
◼︎使い勝手 4
まずは甘さからですが、嫌な甘さは全く感じず、味のバランスをとる程度の甘さなので1。
酸味は強めではありますが、炭酸の細かさもあって心地よい酸味のため4。
苦味も強くは感じられませんが、酸味よりはもちろん弱く、甘味よりは若干感じられるため2。
1本税込1490円。まだまだイメージとしては、ノンアルコールでこの値段は...と思われるかもしれませんが、このクオリティの高さであれば納得だと思います。ただ、アルコールがない分、グビグビ飲んでしまい減りが早いため4。(笑)
炭酸の細やかさや香り、味わいともに、非常にクオリティが高いため使い勝手は4。
とにかくクオリティが高いです!
まだまだノンアルコール飲料のイメージが、アルコール飲料に比べると"下な"イメージがあるため、色々と難しい所はあると思いますが、これからの時代の流れでここら辺も変わってくると思います。
イメージを変えるためにも、お酒が好きな方にこそぜひ飲んでほしい1本となっています!!
ちょい足しするのはこれ!
それではちょい足しレシピを紹介していきます。
そのままでも美味しく楽しめる、デュク・ドゥ・モンターニュ・ブリュットですが、そこに更に華やかな香りと甘さを加えて、より高級感のある味わいに仕上げていきます。
そこでちょい足しするものは......
1883ミラベル!こちらのシロップです!
ミラベルとは、日本では西洋スモモと呼ばれる物ですが、フランスのロレーヌ地方のものが特に有名で、ミラベル祭というお祭りが催されるほどです。また"ロレーヌの宝石"とも言われています。
それではちょい足しのレシピを紹介していきます。
◼︎レシピ
・デュク・ドゥ・モンターニュ・ブリュット・・120ml
・1883ミラベルシロップ・・・・・・・・・・10ml
◼︎作り方
・順番に材料を注ぎ、軽く混ぜ合わせたら完成
非常に簡単なレシピですが、ミラベルのシロップをあまり入れすぎないようにして、デュク・ドゥ・モンターニュのキレの良い味わいはそのままに、ミラベルの香りと少しの甘さを加えるレシピとしました。
以上となります。
そろそろ本格的なノンアルコールスパークリングワインを飲んで、「ノンアルコールなんて...」というイメージを変えてみませんか?
◼︎ライターについて
・kazuki@モクテルクリエイター
JMA代表 ウイスキーコニサー ウイスキー検定1級 テキーラマエストロ
"飲まない日だって充実を"
お酒を否定するつもりはなく、当人もウイスキーが大好きで、特にタリスカーが好きです。
お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しめる文化を作りたいと思っています。
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