サントリービールが2022年の事業方針を発表した。
ノンアルライフが注目するのは定番の「オールフリー」。販売数量は前年比102%900万ケースを目指すとのこと。今年もさらに注目していきたい。
【PRTIMESより転載】
サントリービール(株)は、“最高のうまさで、ワクワクさせたい。”をビジョンに掲げ、事業を展開しています。2021年は、「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドのお客様の変化を捉えた新プロモーションや“四季の金麦”の継続展開、健康を気遣いながらリフレッシュしたいというニーズにお応えするための「オールフリー」のリニューアル、「パーフェクトサントリービール」新発売など、新たな需要創造に挑戦しました。2022年は、高品質なものづくりと最高のおいしさを真摯に追求するとともに、新たなビール類の価値創出に挑戦します。サントリーのDNAである「やってみなはれ」精神の象徴として、ビール事業の活動を強化していきます。
■2021年 振り返り
国内ビール類総市場※1が対前年96%程度と推定される中、当社は同94%となる6,102万ケース※2を販売しました。うちノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類の販売数量は、5,215万ケース(対前年92%)となりました。
伸長しているカテゴリーの中では、当社ビールカテゴリー(缶)は対前年126%、機能系ビール類は同116%、ノンアルコールビールテイスト飲料カテゴリーは同111%と好調でした。
「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの販売数量は、1,101万ケース(対前年87%)となりました。「ザ・プレミアム・モルツ」を“日常のちょっとした贅沢”として、お客様の生活に浸透させるべく、お客様の変化を捉えた新プロモーションを展開しました。「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」(缶)は、対前年101%と、日本人の嗜好に合う“プレミアムエールビール”として、特に若い世代の方にご好評いただきました。
4月に新発売した「パーフェクトサントリービール」は、“本格ビールのうまさの糖質ゼロ※3”として新たなビールユーザーを獲得し、市場の活性化に貢献しました。販売数量は198万ケースとなりました。
「金麦」ブランド計の販売数量は3,478万ケース(対前年92%)となりました。「金麦」ブランドは、2020年に引き続き、“四季の金麦”を「金麦」「同〈糖質75%※4オフ〉」「同〈ザ・ラガー〉」の3種で展開し、季節の旬の食材や料理と合わせて楽しむ提案を強化しました。健康志向が高まる中、「金麦〈糖質75%オフ〉」は対前年103%と、おいしさと機能の両立を求めるお客様にご好評いただきました。
「オールフリー」ブランドの販売数量は、881万ケース(対前年111%)となりました。健康志向が高まる中、内臓脂肪に着目した機能性表示食品である「からだを想うオールフリー」が好調に推移し、340万ケース(対前年135%)と伸長しました。
※1 ノンアルコールビールテイスト飲料含む
※2 大瓶換算(1ケース=633ml×20本)
※3 食品表示基準に基づき、100mlあたり0.5g未満を「糖質ゼロ」としています。
※4 「金麦」比
■2022年 方針
国内ビール類総市場およびノンアルコールビールテイスト飲料を除く国内ビール類市場は、ともに対前年100%程度と推定されます。 当社は、事業の中核となる「ザ・プレミアム・モルツ」「パーフェクトサントリービール」「金麦」「オールフリー」各ブランドのバリューアップと新価値提案などにより、新たな飲用需要を創造しビール類総市場の活性化を図ります。
また当社が長年こだわってきた“飲用時品質”向上活動により一層取り組むとともに、新たな業務用商品を展開するなど、料飲店様に寄り添った活動を展開、業務用市場の活性化を図ります。
当社の販売数量は、6,300万ケース(対前年103%)、うちノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類では5,400万ケース(同104%)を目指します。
▼「オールフリー」ブランド
「オールフリー」ブランドの販売数量は、900万ケース(対前年102%)を目指します。今後も高まりが予想される健康意識を“普段からなるべく健康を気遣いたい”、“しっかり対処・予防したい”の2つの方向から捉え、「オールフリー」と「からだを想うオールフリー」の2本柱でノンアルコールビールテイスト飲料の市場を拡大していきます。
以上
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